2009/7/30 警察署周辺の工事現場


8/3撮影。Parian警察署の周りにある3つのプロジェクトの一つ、テレコミュニケーションセンターの建設現場。



7/26撮影。Kara村から働きにきているMadataさん。
専門職以外の作業員は地元で雇っている。



カブール出身のエンジニア、Ahamad Jawidさん。工事期間中は仲間と現場のテントで暮らしている。前日は、技術指導者・監督としてISAFに説明していた。英語が話せて、地元の人々にも慕われていたので、私が最も信頼していた相談相手であり、外国人の良き理解者であった。

実は、この日の朝、貴重品袋からUS$90、1,000Af、US$500(TC)が盗まれているのに気づいた。寝ている間以外は肌身離さずであり、前回確認した日からの宿泊場所を考えると、Jabal os Sarajのチャイハナ(個室)か、Bazarak(Parakh)の警察本部、Khenj警察署、そしてParian警察署の可能性があった。事情聴取を受けると署長とParian地区の首長は「損害分を支払ってやろう」と言ってくれたが、Parianであるかは特定できないので辞退した。警察本部で同部屋の警官はハッシーシ漬けだったし、Parian署にも囚人はいるし、疑い出したらきりがない。とりあえず、リファンドセンターに電話をしてTC(トラベラーズチェック)の使用を止めてもらった。(そもそもパキスタンでもアフガンでもTCを扱っている場所がなく(見つけられず?)、ここでは全く価値がない。)
こうした込み入った話は、全てエンジニアたちの通訳が頼りであり、Jawidさん、Inamさん(インターン学生)、Didarさん(ロシアの大学卒)には本当に助けてもらった。



8/1撮影。こちらは裁判所の建設現場。インターンのInamさん(7/24撮影)も含め、こちらのエンジニアたちは小学校に寝泊りしている。

2009/7/31 Kohsar村へ訪問(2)


この日はKohsar村へ、対岸のKazihel村から訪れた。写真は、神学校前で出会った羊飼い。



Kohsar村の入口には小型の水力発電がある。Panjsher川から引いた水が僅か2mほどの落差でタービンを回す。



丘の麓であったオジサン(写真奥)に連れられて、村まで上がった。



7/25に訪れた北東側の集落を望む。Kohsar村は2つの丘に分かれている。



麓で会ったオジサンはさらにその先へ去って行ってしまった。
すると例によって少年たちに取り囲まれてしまう。






銃を手に現れたSubugadullahさん(25歳)。こうした瞬間は「敵か?味方か?」(私を脅すのか、村から追い出すのか、それとも悪ガキから守ってくれるのか)と反射的に考えてしまう。有り難いことに後者であった。「村には入るのは良くない」と言われ、集落の入口付近に留まって話をした。



Subugadullahさんはタクシードライバーだが、ここでは月に400Af(US$8)しか稼げないそうだ。(少なすぎるので何度も確認した。他に家族で農業もやっているようだ。) 村の売店の店主Abdul Hullahさん(20歳)は月に10,000Af(US$200)になるそうだ。



「子供たちが坂の上から投石するので(坂を下って)帰るのが怖い」と私が言うと、Subugadullahさんが途中まで一緒に付いて来てくれた。が、しかしSubugadullahさんがいても子供たちは容赦なく投石を浴びせる。彼も一緒に石に当たり、迷惑をかけてしまった。



麓に戻ったところで出会ったGolomaidarさん(38歳)。しつこく丘から投石する子供らを叱ってくれた。彼はブスカシの選手だそうで、(勝敗などで異なるが)1回のゲームで1,000~10,000Af(US$20~200)も稼ぐそうだ。夏場は農業を営んでいる。

2009/8/1 炊事小屋の家族(1)


7/26撮影。警察の食事を賄うKodoosさん(38歳)。住まいはKara村にあるが朝から夜まで炊事小屋にいる。人懐っこくて、いつも私に気を掛けてくれた。(Parianに滞在した10日間、いつも良いことばかりではない。外を歩けば子供から投石に遭うし、警官や地元人の大人も全てが私の良い理解者であったわけではない。一度だけ私が物凄く落ち込んだことがあった。それを見ると、彼はお皿を地面に叩きつけて「何で外国人に辛い思いをさせるんだ」(推測訳)と他の警官に怒鳴ったことがあった。自分にも味方がいるんだ、と思えて泣きたいにくらいに嬉しかった。)



7/30撮影。炊事小屋には3人の息子が出入りしていて賑やかだ。写真左から次男Gobai君(6歳)、三男Harar君(4歳)、長男Sanar君(10歳)。



長男Sanar君は店の手伝いもやることが多い。



8/3撮影。メガネをかけるジェスチャをするGobai君とHarar君。






7/25撮影。薪割りを真似るGobai君。

パキスタン再訪問の手紙募集 【2010/2】

「旅みち」で出会った人に手紙を書いてみませんか?

2010/3/1からのパキスタン撮影旅行にあたり、再訪問予定の人々への手紙を受け付けます。
彼らは、日本人が自分たちに興味を持ってくれていることを素直に喜んでくれると思います。
それらは彼らの一生の宝物になるかもしれません!

ぜひ、ペンフレンド感覚で参加して頂ければと思います。

内容は、簡単な挨拶や質問、自己紹介くらいでも十分です。
あなたや家族の写真、日本の写真などを同封すると、とても喜ばれると思います!

※英語でお願いします。(もちろん現地語は大歓迎!)
※受け手が英語を読めない場合が多いので、現地にて英語から現地語に訳して貰う予定です。
※写真以外でも手紙に同封できる物であれば受け付けます。


個人が特定できるフレンドリーポストカードの人物で、今回再訪問が決まっているのは以下になります。

・「青い服の少女」(2009.6.12)
・「微笑む男の子」(2009.6.18)
・「少年工」(2009.6.22)

※その他の人物は検討中。要望があれば敢行します。(「ペシャワールの街角」(2009.6.22)の少年以外は住所・勤務地などから再会可能だと思っています。)
※フレンドリーポストカードの人物以外でも多くの人に再会しそうです。お問い合わせ下さい。
※いずれも現地の事情によっては再会できないことも有り得ます。ご了承ください。



問い合わせ・申し込み
※申し込み後に手紙の送付先などを連絡します。
※手紙を受取る期限は、2010/2/27必着とします。(それ以降は次回の訪問で検討します。)

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2010/2/27追記

5人の方から計8通をお預かりしました。
ありがとうございます!

3~5月の滞在中、どのタイミングで訪問するか未定ですが、責任をもって届けたいと思います。
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2009/8/1 Parian警察署の仲間たち(1)


背景の建物が現警察署(新警察署は裏手に建設中)。入口に警察車両で突っ込む悪ふざけに対し、力を合わせて押し返す警官たち。逃げ遅れたら本当に轢かれるギリギリのジョークを見せてくれた。車両にへばり付いているNazil Ullahさん(29歳)は、なぜか日本人を「フィリピン」と呼んでいた。(Parian地区の警官は55人、うち警察署にいるのは15人くらいである。)



7/28撮影。Fedaさん(写真左)らとの朝食風景。上位ランクの人が寝る部屋であり、客人である私はこの部屋の床に寝させてもらっていた。他の警官は大部屋で食事をとるのだが、夕食後は皆で集まってテレビを見ながら団欒をする。(Parianでは携帯電話の電波は入らないが、大きなTVアンテナによりロシアの放送まで受信できる。イスラムでは有り得ない、ロシア人女性のセクシーなファッションに歓声をあげながら観賞していた。)



7/27、署の入口から天の川を撮影。(警察署でさえ、自家発電のため電気が使えるのは2、3部屋のみ。辺りも暗いので星がよく見えた。)



8/3撮影。CID(米国のCIAのような組織)のAbobkarさん。英語が話せる。(手にしているのは「旅の指差し会話帳」。この旅まで使ったことが無かったが、話題のネタとしても役立った。必ずと言ってよいほど、人体のページ内にある性器の箇所に現地人同士で盛り上がる。)



8/2撮影。銃をもつ警官たち。Nazilさん(写真左)の手にする銃が皆が携行するカラシニコフ(中国製)。本当に世界中でよく見かける。年配警官だけは古いロシア製を使っていた。
この日は、バダクシャン州のAnjoman(Panjsher渓谷の先)まで遠征するそうで大型の銃(写真右)も持って行くそうだ。



8/3撮影。警察署の入口で警備をするAbdul Johnさん。



石を伝って川に入っていくMohep Bullaさん(30歳)。(水深は50cmくらいだが、中で立てないほど流れは激しい。)
彼によれば、警官の休みは年に20日しかないそうだ。給料は署長で15,000Af(US$300)、No.2のFedaさんで11,000Af、Mohepさん自身は10,000Afで、普通の警官は6,000Afだそうだ。



署内には、Panjsher出身でアフガンの英雄マスードの肖像画が飾られている。

2009/8/1 炊事小屋の家族(2)


7/31撮影。Kodoosさんの3人息子たち。炊事小屋警に出入りする警官たちからも可愛がれて育っている。きっと私がアフガンで最も多く撮ったのはこの兄弟たちだろう。撮れば撮るほど私も楽しかったのだ。



7/31撮影。早朝から長男Sanar君(10歳)は火をおこして炊事の手伝い。



次男Gobai君(6歳)、三男Harar君(4歳)。


警官たちの食事が終わったころ、Kodoosさん(38歳)とKarさん(20歳)も一息ついて遅い昼飯だ。



7/29撮影。写真右はKodoosさんの叔父Muhammad Taherさん(73歳)。



2009/8/1 Parian警察署の仲間たち(2)


7/31撮影。警察署前にて。



8/3撮影。靴の手入れをするMila Abdulさん(Kapsia州出身、48歳)。寡黙な年長者は若い警官のお目付け役である。やんちゃな警官がふざけて私に銃を向けようものなら、厳しく叱責する。給料は7,000Af(US$140)。



Kabirさん(写真右)同様にやんちゃなKolobanshaさん(20歳、写真左)とは喧嘩もした。
私が撮った写真をプリントして配っていたときに、本人が不在で警官たちに託したことがあった。Kolobanshaさんは「自分も撮ってプリントをくれないと燃やすぞ」とその写真を手にとってライターで炙ろうとし、実際に手でグシャグシャにしてしまったのだ。これには私も大袈裟に怒鳴りつけ、取っ組み合いになりかけてた。(こんなときにもエンジニアのJawidが通訳に呼ばれて、お世話になった。) 



誰もが好きなナスワール(噛み煙草、4Af。薬物と言う人も)を口に入れるKolobanshaさん。敵意をむき出しにした喧嘩の後でも、いつものように「トモアキ(私の名)、ナスワール!」と叫んで写真を撮られようとふざけている。明らかに気遣いも気まずさもなく、本能のまま行動しているかのようだ。(私のアフガン人の印象は、すぐに喧嘩する一方ですぐに忘れてしまう。「昨日の敵は今日の友」という言葉も当てはまる気がした。)



Nazilさん(写真手前)らふざける警官たち。Burarさん(40歳、写真中央)は妻が4人もいるそうだ(31、25、20、18歳)。息子は12人、娘は8人。



お目付け役のMilaさんが不在だと、どうにもとまらない。



実に愉快な仲間たちだった。



やはり、多少立場の弱い囚人(Bandi)。



8/3撮影。ドクターMarufさんの弟Nasir Amad君(写真右)。



8/3撮影。ポーズを撮るNazilさんとGobai君。