2009/6/14 パキスタン警察による逮捕

14:30ごろ、Rawal Pindiの旧市街にて警察に逮捕された。
場所はMall Rdという大通りで、PIA(パキスタン国際航空)オフィスや両替所、旅行会社などが並ぶエリア。旅行会社から出てきたところでいきなり民間のSecurityスタッフから職務質問を受け、パスポートや荷物をチェックされた。何やらこの大通りを境に外国人の立入禁止区域になるそうで、PIAオフィスや両替所側は大丈夫なのだが、道の反対側(旅行会社がある側)はダメなのだそうだ。禁止区域で撮影していたわけでもないし(カメラはずっとカメラバッグの中に仕舞っていた)、簡単に注意されるだけで済むと思っていた。
ところが、彼らは「カメラや方位磁針を持ち、自転車で動き回っている不審者がいる」と無線で警察に連絡してしまい、やってきた警官たちに「逮捕する」と言われて容赦なく警察車両(幌つきトラック)にぶちこまれた。「ちょ、ちょっと待ってよ!?ちゃんと説明てろよ」と手を振り払おうとした私に対し、3人係りで両手両足をつかまれて、自転車やカメラバッグとともにトラックの荷台に文字通り投げ込まれた。何もできない自分が情けなくて泣きたくなった。

警察署では地べたに座らされて長時間待たされた。警察官といってもマトモでない者も多く、股間を触ろうとしてくるゲイや、堂々と違法薬物を口にしている奴もいた。私への尋問も、偉そうな警官がベッドに寝転んでタバコを吸いながらしているという有様だった。

17:30ごろ、泊まっていたホテルまで警官と一緒に戻り、オーナーも事情聴取されて、ようやく開放された。オーナーも、撮影していたわけでないのに旅行者が逮捕されたことにショックを受けていて、私に対して警察の代わりに謝ってくれた。旅行会社を訪れる旅行者くらいいるだろうし、通常なら口頭注意で済むような話なのだろう。

運が悪かったのかもしれないが、最近の治安の悪化で警備が厳しくなっているのは確かなようで、実際にイスラマバードでもテロが起きていることを考えると仕方ないのだろう。(また、特に休日は警備が強化されるようで、駅周辺の警官の多さには目を見張った。)
今まで、空港からRwal Pindiまでや、ペシャワール方面へ行く途中にも同じ立入禁止区域を自転車で通過していたことになるが、警官に遭っても見過ごされてきたのは運が良かったのだろう。

※2009/10/11、この記事を書いている間にもパキスタンのテロ事件などのニュースが続いていた。詳細は記事「【随時更新】 パキスタンの治安情報」に掲載。


  
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