2009/6/17 アフガン陸路入国の情報収集

この日は朝から新市街方面へ向かった。駅近くのTourist Informaitionでアフガン入りの情報収集。旅行前の下調べで、ペシャワールからカブールまでたくさんの自動車が国境Torkhamを通過していることを知っていた。現地人に聞いて確認もしていた。しかし、「外国人が陸路で国境を越えることは正式には不可」だそうで、国の役所(Home Office)で確認しに行くと、きっぱり不可と言われた。治安の悪化で2年前から許可していないそうで、もし勝手に国境に行っても出国できない。外国人がアフガン入りするには空路に限られるのだった。(現地人なら通過可で、国境まで乗り合いバスで200Rs~、タクシーで2,000Rs~だそうだ。)
仕方なく、PIA(パキスタン国際航空)のオフィスへ行き、片道チケットを購入。これが19,840Rs(約23,000円)と物凄く高い。イスラマバード・カブール間でも同額だった。以前は他社が数千円で運行していたが今はPIAが独占している。
(Rawal Pindi同様、トラベラーズチェックが使用できる両替所・銀行は皆無。そのため金欠ぎみであった私は、帰りはチケットを買えないだろうと覚悟させられた。残り600$(約50,000円)で3ヶ月近くを過ごさなければならない・・・。)


Tourist Informaitionで「正式には不可」と言われたが、後日、不法入国を勧めるツアーガイドに会った。タジク人のMuhammad Shafieさん(6/25撮影)。
彼は、「自分がドライバーになり、お前が全身隠れるブルカを被って女装すれば、問題なく国境越えできる。地元人はパスポートもいらないのだから。帰路も同様にすれば良い」と誘ってきた。要するに不法入国で、私は最初から興味はなかった。アフガン滞在中も頻繁にパスポートをチェックされることを考えれば、まず成功はしないだろう。(アフリカなど、どこでも賄賂が通用する国もあるが・・・。)
彼はカーペット屋をやりつつガイドをしている。普通の観光案内から、難民キャンプ、銃製造所の見学・体験なども請け負う。(Webでペシャワールの旅行記などによく登場する)ババジイというツアーガイドに似ていると思って聞いてみると、「彼は去年に死んだ」と言ったが真偽は全く不明。いずれにせよ、彼らのように「裏ツアー」で若い日本人相手においしい商売をする者も少なくない。旧市街では、Khyber Bazar付近のカーペット屋を営むアフガン人に多い気がした。

最後に彼は、「最近は、観光客が皆無で商売あがったりだよ。日本人に俺を宣伝しといてくれ」と言っていた。


  
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この記事へのコメント
もし、ついて行っていたらどうなっていたのでしょうか?相手が山賊になったりということはあるのでしょうか?
僕は、そういうリスキーな旅行をする力もないので、なかなか生々しいですね。
Posted by 昔ながらのM at 2009.10.28 09:21 | 編集
もちろん、可能性はありますね。近郊にはタリバンも出現していますし・・・。そこは勘と経験に任せて判断するしかないですね。「途中で事あるごとに料金が有無を言わさず加算され、結局空路と同じくらい高くつくかも」という気はしましたね。
ちなみにアフガンからの帰路は金欠で仕方なく陸路を使ったのですが(合法的に)、政府がつけた護衛の警察官は執拗に高額なチップを要求してきましたね。払いませんでしたが・・・。

> もし、ついて行っていたらどうなっていたのでしょうか?相手が山賊になったりということはあるのでしょうか?
> 僕は、そういうリスキーな旅行をする力もないので、なかなか生々しいですね。
Posted by YokotsukaTomoaki at 2009.10.28 20:31 | 編集
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