2009/7/29 Nandanaq村の施設(2)


この日はムッラーであるMawlavi Abdul Karimさんに案内されてNandanaq村を歩いた。(「Mawlavi」はムッラーという意味の尊称だそうだ。 ) 写真は、皆に押してもらってエンジンをかける自動車。(途上国でよくある光景。)



8/2撮影。村へ帰る女性たちを通りがかりの車が乗せてあげていた。



通り沿いの木を伐採する作業。道路拡幅のためらしい。



ムッラーKarimさん(写真右)に連れてこられた場所は、7/27にも訪れたカルザイ大統領の選挙運動拠点の家だった。Karimさん自身はPanjsher州の議員だそうだ。(彼の選挙ポスターをもらった。) 彼はとても温和な人で、私の様々質問に快く答えてくれた。
(アフガンでNGOとして働くSunghoさん(「旅みち」関連記事)の話などから)ムッラーとは厳格な宗教指導者・地域の権力者だと想像していた。しかし、マドラサ(神学校)や大学でイスラムを専攻した者の多くはムッラーとなっているようで、村に5~10人もいるそうだ。Parian地区だけで約1,000人になるという。ムッラーということで金銭的な利益は何もないそうで、多くのムッラーは普通に働いて暮らしている。(Karimさん自身は裕福な家柄で、他に仕事をせずに済んでいるそうだ。その点について、「Karimさんみたいに裕福な人は、金への野心がないから逆に信頼できる」と言う人もいた。写真中央の2人もムッラーであり、やはり他に職は無いそうだ。)
イスラム聖職者・イスラム指導者とも訳されるムッラーだが、地域・個人の差こそあれ、単にイスラム教の教養があり指導的立場にある人物という印象だった。(もちろんムッラーの中には権力者になる場合もあるだろう。)



そのうち、続々とムッラーたちが集まってきた。服装などの見た目から、ムッラーの中でも格差がありそうだが、「アッラー(神)の下に人は皆平等だ。預言者ムハンマドでさえ同じ」とイスラムの教えを強調していた。



村の道路工事に従事するZabih Ullahさん(パキスタン出身の土木エンジニア)。カタコト英語ながら彼が通訳をしてくれて助かった。「1000年以上前に成立したイスラム教だけど、現代には適合しないことも何かしらはあるでしょう?具体的にムッラーたちに聞いてみて」と彼に頼んだら、「そんなことは聞けないよ。勘弁して」と困らせてしまった。


  
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