2010/3/3 カラープルのヒジュラ


Saddarでは「ヒジュラをよく見かける」と地元の人から聞いたが、私はなかなか出会うことがなかった。結局、彼らのコミュニティがある地区へこちらから出かけてみた(関連記事)。
カラチ・カントメント駅から少し東へ行ったところにあるカラープル。写真は線路で遊ぶ子供ら。

4月下旬、カラチに戻ってきたときには、Saddarで何人かのヒジュラを見かけた。やはり決して貧しい格好ではないが、停車中の車や店に声をかけて堂々と金をせびる者が少なくなかった。女性の物乞い(主にインド系)も多いが、ヒジュラの体格はやはり男のそれであった。



カラープルのヒジュラ。グル(リーダー)のShama(50歳、写真右)と、グルを母と慕うAnjlee(23歳)。若いAnjleeは、撮影の前に髪をとかしたりと仕草が女の子そのものであった。
(それにしても、私の見かけたヒジュラは皆、男以上にたくましい腕をしていた。)
彼女らのグループは5人で2つの家(というか簡素な1部屋。この地区は線路脇のバラック小屋が並ぶ貧しい集落)で暮らしているらしい。
カラチでは一回のダンスショー(土曜夜から日曜朝まで)で一人5,000~10,000Rs(約5,300~10,600円)も稼ぐ。結婚式などのイベントの余興として呼ばれることもある。
こうしたショーは大きな都市に集中するので、ヒジュラは田舎では見かけない。



この集落に住むFaheen Ahamadさん(写真右)。ジンダピール(ヒジュラがいるとSaddarで言われた場所)で出会い、案内してくれた。



彼女ら2人とも性転換手術はしておらず、体はオトコである。(Shamaはブラジャーを外して自慢げに胸を見せてくれたが、男にしては・・・という程度で、さらに出ていた腹の方が目立っていた。)
一般にはイスラムでは女装の彼らを自他共にさげすむとも聞いたが、実際にはそうでもない。婚前に女性と接することがないので、女性のように綺麗に化粧をしたヒジュラは人気がある。ヒジュラが接待する店もあるそうだ。写真は、ShamaとポーズをとるMuhammad Arshidさん(Faheen Ahamadさんの友人)。



この他、まるで恋人のようなポーズをいくつか見せてくれた。


※ 画像をクリックすると拡大します。





  
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