2010/3/16 国境の町(アフガン側)~Spin Boldak


パキスタン側のChamanから国境を越えた。同行してくれた警官に別れを告げ、ここから晴れて自由の身である。地元のパシュトゥン人はパスポート・ビザがなくても素通りできる。
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荷物を担いで歩いていると声をかけてくれたObaid Ullahさんに誘われて、道路沿いの市場で休憩した。写真は、市場にいた子供たち。めずらしく照れ屋さんであった。






Obaid Ullahさん(写真右)の中古PC屋。日本にいる弟Ahmad Shaさんが日本製中古ノートPCを買い付け、こちらで売っているそうだ。1台およそ10,000Rs(約10,600円)くらいの値が付くそうだ。
ここには家電をはじめ多くの製品が集まっている。おそらくほぼ全てがパキスタンに持ち込まれるのだろう。パキスタンの高い関税をさけ、アフガン経由で違法に持ち込んでいるからだ。

例えば、アフガンなら日本から1,000ドルの値で輸入できる中古自動車は、パキスタンなら関税で4,000ドルもとられ、5,000ドルに膨れ上がってしまう。もちろんアフガンからパキスタンに正規に輸入すれば、同様の関税がかかるのだが、多くは税関をごまかしてパキスタンに持ち込み、国内で販売するのである。パキスタンでは多くの輸入品はアフガン経由なのだそうだ。

国境ゲートの荷物チェックについては、パキスタンからアフガンへの入国する人間に対しては、武器などを持ち込まないかをアフガン警察が気にしているようだった。一方、アフガンからの出国・パキスタンへの入国については、甘いようであった。税関を通さない物資の持ち込みがバレたところで多少の金が警官(検査官)に流れるだけだそうだ。



Spin Boldak中心部まで乗り合いトラックで向かい(20Rs。ここら辺では当然パキスタン通貨も使用可)、ちょうど出発したバスに乗ることができた。カンダハール(Kandahar)まで2時間半で80Af(約160円)。
途中、3回も軍の車列とすれ違った。アフガンでは、軍車両がすれ違うときは、道路わきに停車してやり過ごすルールになっている。とくにカンダハールなどタリバン勢力が残る地域では、「不審な動きをした」という理由で容赦なく撃たれる。こうした理由で、民間人しか乗っていないバスが外国軍に攻撃される事件は後を絶たない。

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